認知症患者に向けた治療法の一環として音楽を用いられるケースがあります。
実際に京都医療センターの脳神経内科などでも、そういった方法が用いられるほど音楽を使った治療法はスタンダードになっています。
認知症の症状として記憶障害や理解力、判断力の低下、解決力の低下などが挙げられます。
他には症状が深刻になってしまうと幻覚や妄想、鬱、興奮などを発症してしまう事例もあります。
そういった方に対しては、薬を使用しない非薬物療法がいろいろと模索されていて、その一環として音楽療法も採用されています。
音楽を聴くことで本能的に体が動いたり、脳が反応することがわかっています。
例えば言葉をしゃべれない赤ちゃんでも音楽を聴いて喜んだり、動き出すことがありますね。
それと同じように人間の脳内には音楽を認知する能力が生まれながらに備わっています。
例えば、言葉がうまく出てこない、しゃべりづらいという患者さんでも、曲に乗せて歌うと発声がスムーズになるケースがあります。
無の状態から思い出してしゃべったりするのは難しくても、音楽に乗せて歌う、喋ることで右脳も左脳も鍛えられ、症状緩和に役立つというわけです。
音楽療法導入をご検討中の業界関係者様はLoveセラピープロジェクトまでお問い合わせください。