皆さん、音楽療法はご存知ですか?
音楽療法は人々の脳内を刺激し、リラックスさせることで症状の緩和を図るという治療法です。
もちろん医療行為を行うわけではありませんが、音楽が与える脳内への刺激は様々なエビデンスを示す文献で発表されていて、その効果はしっかりと認証されつつあります。
具体的には検査や手術前に音楽療法を行うことで不安が軽減し、心拍が抑えられたり、鎮痛剤を投与する量を減らすことができたなど。
また、音楽療法は言語障害や発声障害を患った方に対し、回復力があるとされています。
音楽を聴くことで発声に必要な左脳が活性化され、その手助けになるというものです。
ただし、認知症の場合は音楽を一度聴いただけで症状の改善が図れるというものではありません。
音楽療法はリハビリとして用いるのが効果的で、定期的に音楽を聴いたり、歌うことで徐々に症状が改善されるというものです。
実際、健常者であっても、音楽を聴いて気持ちが晴れやかになったり、元気が出たりといったことがあるかと思います。
そういった気持ちの浮き沈みをコントロールできる力が音楽にはあるので、それが医療業界の中でも認められつつあります。
もし音楽を取り入れた治療法を検討したいという医療業界関係者の方がいらっしゃいましたら、ぜひLoveセラピープロジェクトにお問い合わせください。